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コミュニケーションツールについて

[2017年09月01日]

こんにちは。歯科医院経営コンサルティング、dot2dot(ドットトゥードット)の宮越です。今回は患者さんとのコミュニケーションを活性化させるコミュニケーションツールについてお話しします。

ひと言でコミュニケーションツールといっても様々な施策があります。患者さんに配布するツール(リーフレット、フライヤー、メッセージカード、治療説明資料、紹介カード、診察券など…)、患者さんへ医院の情報を発信するホームページや掲示物、医院の印象を与えるロゴ、診療を説明する診療システムなど、コミュニケーションツールとは医院に関わる情報を、あるツールに変換してより効果的に患者さんへ伝えるものです。

ブランディングの観点からいくと、コミュニケーションツールで最も重要なことはメッセージの一貫性です。すべてのコミュニケーションツールにおいて、一貫されたメッセージの発信や差別化が図られているかどうかが重要なポイントになります。そうすることによって、メッセージを受け取る側の患者さんにとっては、いつどこでどんな場面においても、医院のメッセージや診療方針、具体的な診療内容が納得性のあるものに刷り込まれます。

そのメッセージの一貫性を考えるうえで大切な観点は次の4点です。①目的【そのコミュニケーションツールの目的は何なのか?常に目的に立脚して考えることが重要です】。②対象【そのコミュニケーションツールの対象は誰なのか?どのような患者さんに向けたツールなのかを考えることが大切です】。③役割【そのコミュニケーションツールの役割は何なのか?どのような場面におけるツールなのかを考えることが大切です。】④方法【伝えたいメッセージを効果的に伝えるベストな方法は何なのか?あらゆる方法を検討することが大切です。】

患者さんとのコミュニケーションを活性化させるためにとても大切なコミュニケーションツール。既存にあるものを活用するのも良いですが、労力は掛かりますが自院でゼロから創り出すこともオススメします。そうすることによって、スタッフ間でのコミュニケーションも生まれ、より自院の特色がでるコミュニケーションツールとなるためです。是非これを機会に様々なコミュニケーションツールを検討されてみては如何でしょうか。